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おでかけスポット情報~☆

金田村(岡山市東区)漱石ロードに行ってみました♪

夏目漱石が夏目金之助の頃。夏のバカンスを楽しんだ金田村での4日間。

金之助が楽しんだゆかりの地を結ぶ『漱石ロード』

「吾輩は猫である」「坊ちゃん」そして、前の千円札の顔になったと言えば知らない人はいない夏目漱石
そんな夏目漱石(本名:金之助)が「漱石」を名乗る以前、学生時代の夏に当時の上道郡金田村(現在の岡山市東区金田)に3泊4日で訪れたことがあります。
都会暮らしの漱石が、田舎(本人談)の金田村での楽しすぎた夏休みの足取りを結んだ『漱石ロード』に行ってみました。

今も変わらずのどかな景色の金田村

漱石ロード出発点。手前が旧岸本家
漱石ロード出発点。手前が旧岸本家
滞在中は毎日通ったであろう、小泉醤油さん周辺
滞在中は毎日通ったであろう、小泉醤油さん周辺
「もしかしたら、夏目漱石が見た景色とあまり変わってない?かも!」
漱石ロードの出発点である岸本家を背に、景色を眺めた第一印象。住居はありますが、高いビルもなく、田が広がり、少し先には小泉醤油の焼き板が貼られている醸造所が立ち並ぶのどかな雰囲気です。

遠くから見てもすぐに分かる小泉醤油店を見ながら、金田天満宮、松中島観音寺、西大寺観音院などにも案内されたとの事。方々遊びまわって、夜には珍味を馳走になり、まさにバカンスを楽しんだに違いないでしょう!


九蟠から見た鳩島
九蟠から見た鳩島
乙子渡し跡常夜灯から幸西渡し方面を望む
乙子渡し跡常夜灯から幸西渡し方面を望む
その中でも特に興奮し楽しんだに違いないエピソードがあります。
児島湾での船遊び。釣った魚をたずさえて鳩島に上陸し、木片や藻屑を焚いてお酒や肴を温めて食したようです。これはこの地方の良家の最高のおもてなし。
よほど楽しかったのか、翌日、越中ふんどし一枚でハマグリ捕りに出かけた金之助。採れる採れる!大きい大きい!持ちきれなったハマグリをどうしても持って帰りたかったのか、なんとふんどしを外し、すべてのハマグリをふんどしにぐるぐる巻きにして持って帰ったそうです!
瀬戸内海の海産物は金之助にとって見るも食べるも新鮮で、刺激的だった事でしょう。

そんな事に思い馳せながら、歩く事が出来る1.3キロの道のり。眺めたり、神社を参拝したり、公園でのんびりしたり。忙しい日々の中、ゆったりした時間を過ごすこともできる『漱石ロード』です。

地域の皆さんで『漱石の会』発足!

漱石について熱い思いを語ってくださる日之出醤油有限会社小泉醸造元 小泉真代表取締役
漱石について熱い思いを語ってくださる日之出醤油有限会社小泉醸造元 小泉真代表取締役
醸造所の壁には漱石ロードについての看板も設置されています。
醸造所の壁には漱石ロードについての看板も設置されています。
岡山の地には約1か月滞在されたとされています。
まだあまり知られていないですが、現在地域の皆さんが中心となって、金之助が滞在した足跡を語り続ける活動が始まりました。


今回お話をお聞きかせ頂いた「日之出醤油有限会社小泉醸造元」の小泉真代表取締役を中心に、なぜ、この活動をされようと思われたのかお聞きしたところ、
「ある夕刊新聞に、本が紹介されていました。学生時代の夏目漱石が岡山に滞在した事について書かれたものでしたが、一緒に掲載されている写真を何気なく見ると・・・我が家が写ってる!衝撃的な出来事でした。」との事

調べれば調べるほど様々なエピソードもあふれ出し、これは伝えていかなければいけないと痛切に思われたそうです。そして実際に本の作者にもお会いし、地域の方に声をかけ、漱石没後100年の節目となる今年「漱石フォーラム」の実現に向けて実行委員会を立ち上げられました。

「夏目漱石のファンは全国にいらっしゃるが、金之助の時の話はあまり知られていない。ぜひ、漱石と同じ目線を味わってほしい。」

地域の方も積極的です。
「せっかく来てくださる方に、風景だけでなく、味覚でも何かできれば。」
すでにいろんなアイデアが出ているそう!どんなものが出来上がるのか!まいぷれはこれからも追っていきます。

2016年12月9日(金)に『漱石フォーラム in 上南』を開催

月に一度地道な活動を続けながら、遂に漱石没後100年となる今年、ご命日となる2016年12月9日(金)に『漱石フォーラム in 上南』を開催される運びとなり、同時に「漱石の会」が設立されることとなりました。文豪と呼ばれる漱石と岡山の繋がりに興味のある方であればどなたでも参加できる学びと交流の場です。

これからも続々と企画があるようですので、お楽しみに♪

2016/11/18