地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、岡山市中区・南区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

岡山市中区・南区の地域情報サイト「まいぷれ」

Cute Movies

ALWAYS 続・三丁目の夕日

監督:山崎貴

監督: 山崎貴 原作: 西岸良平
吉岡秀隆(茶川竜之介)/堤真一 (鈴木則文)/小雪(石崎ヒロミ) /堀北真希 (星野六子)

(c)2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会
――夕日が目に染みて、オイラのお目々は真っ赤っか――

前作。「ALWAYS 三丁目の夕日」はひっそりと公開された。
思い起こせば……なんとなく見に行かなくちゃあと思い、直ぐに映画館に足を運んだ茶柱は、鑑賞後もうグッときて、ドッと笑って。最後にゃボロ泣きでござったなあ!
初日も2日目も、3日目もひっそりとした状況に変わりはない……。ところがどうだろう。数日経って映画を見た人たちが異口同音に、「感動した」「懐かしい」と語りはじめた。その噂はあっという間に全国に広がり、結果日本アカデミー賞をはじめ多くの賞に輝き、映画は大ヒットを記録した。もう二年前のことだ。
そして待望の第2弾!そう日本国民全てが待ち望んだ続編がここに誕生した。
あの懐かしい顔が勢揃い。監督の山崎貴は、当初続編を撮ることには些か懐疑的だったそうだが「自分自身3丁目の人々にもう一度会いたい!」「前作のキャストがそのまま出演してくれるならメガホンをとる」と決意!プロデューサーは奔走し、その願いは叶ったわけである。(もちろんボクたち観客も願いは叶った!)

とはいいながら……。多くの映画は続編になるとね……。そうボルテージが下がったり、アラアラという展開になったりと、哀しい結果に終わるモノ。でもでも、この作品はほんと良くできてます!

ココでは書けませんが!!!!!(映画の冒頭のシーンはすっごいよ!なんせアレが出るんですから!)

おーー!そうきたか!オープニングから胸をワクワクさせて思わずスクリーンに引きずり込まれる。
あとはもう懐かしい3丁目の人たちとの再会ですよ!

売れない作家(う~~茶柱!同類相哀れむ)ポンコツ屋。不思議な煙草屋。相変わらず馬鹿な郵便や。はっつあん、くまさんみたいな横丁の人々。狸を追う医者……。もうそれだけで胸は熱い。そして新たなストーリーが展開する……。
世界遺産なんて言葉があるがこの作品はもう「映画遺産」だよ。前作が公開されて直ぐに古くからの友人に電話を入れた「絶対見ろよ!」だが友人の返答は懐疑的だ「そのうち」と一言。

数日後。自分が西船橋の横町を歩いているとき携帯がなった。その野郎からだった。こちらからの「どうだった?」の一言を待たずにその野郎が「今劇場を出たところ……凄い!よかった」こちらは勝ち誇ったように満面の笑みを浮かべていたのは言うまでもない。
その日、なんだか嬉しかった。「映画って凄いなあ」と新たな感慨を胸にボクは企画書を手に西船を歩いていた。始めて「まいぷれ」の編集部の門を叩いたその日だった。

オマケ:浅利陽介(六子の同郷人を演じる)が、何故か心に残ります。


text by...  茶柱竜之介

2007/11/16

人気のキーワード